誰かに何かを任せた時、その相手が大きな失敗をすると強く責める奴がおる。
自分自身がその失敗を被る事になるからじゃ。
任せるという決断をしたのが自分だと言う事を忘れちょる。
恥ずかしい行為とは、思えんのかのう。
任せるのも良い、委ねるのも良い、じゃがその決断をしたのが
自分である事を忘れちゃならん!
そもそも、自分一人ではなんどもならんから任せたんじゃろう。
ますは、そこに感謝するのが人と言うもんじゃわい!
感謝できんから、相手を責める。
普段から、何でも人のせいにしておるから、そんな事ばかり繰り返すはずじゃ。
そして、周りはバカばっかりだ!くらいに思っちょるじゃろう。
昔から「類は類を呼ぶ」言うじゃろうが、自分の決断を理解できない人間の周りに
優秀な人間が集まるはずもないのに、そんな理屈もわからんわけじゃ。
しっかりと自分で決断する癖を付ければ、人を見る目も養われるじゃろう。
何より、他人様から学ぶ事ばかりなのが、この世じゃからのう。
この世の中は、剣豪「宮本武蔵」の「我以外皆我師也/われ以外、みな師なり」の言葉通りじゃわい!